9/17(土)-18(日) ソーラーバイクレース2016 レポ 6
前回は大雨の中、フリースタイル部門が終わったところでした。
前回のレポ5はコチラ。
今日だけ手伝いに来てくれたメンバーたちも含めてみんなずぶ濡れでした。
お疲れさまでした。
ありがとう。
お昼休みに韋駄天(IDATEN)FSXのデモランをやる予定でしたが、雨が止まず、申し訳ないですが中止になりました。
TT零13改も一緒に走る予定でした。
楽しみしていた皆さん、すみませんでした。
その代案として、レース終わりにマシンの前でトークショーを行わせてもらえることになりました。
大会委員の皆さん、臨機応変な切り替えありがとうございます。
条件が整えば韋駄天ZEROと韋駄天FXSも一緒に複数台で走らせてみたいです。
出力特性は異なるものの、韋駄天の2台はほぼ同等の性能です。
パーシャルの使いやすさはTT零13改。じゃじゃ馬が「韋駄天ZERO」。乗りやすさは「韋駄天FXS」かな。
走る機会があまりないので走らせられる機会があれば展示共々呼んでくださいね〜。
さぁ、次のスプリント部門の準備にかかります〜。
スプリントの後は耐久レースの続きもあるので耐久分のバッテリーも引き続き天気の悪い中、太陽光パネルで充電しなければいけません。
自分は少し抜けさせてもらって併催イベント「笑輪市」に。
雑貨販売があったり英国式リフレクソロジー、ハンドマッサージ、カイロプラクティックを受けれます。
夢果色(YuMeKaIRO)さんのカイロプラクティックを受けました。
同じ考えのライダーが多く、流行ってました〜。
(写真:あるでねさん)
イテテ!?骨盤を矯正してもらってスプリントに備えます。
大分楽になりました、ありがとうございます。
さぁ、デモランがなくなったのと雨の都合で時間が少し前倒しになり13:00よりスプリントが始まります!
昨日のスプリントは決勝戦まで行きました。
1回戦目は昨日も1回戦で当った夢源さんです。
夢源さんはNTNさんを主体とした企業クラブチームで、ものづくり系のわかっている方々が多いので強敵です。
昨日の耐久部門では首位独走です。
その夢源さん、昨日とライダーを変えてきました。
パアァァー!
合図が鳴りスタートです!
オラァアアと本気ダッシュ!です。
昨日は体が重く動かなかったのですが今日はカイロをやってもらったおかげか全力で走れました。
雨の中のスリックタイヤなので慎重にパイロンを抜けていきます。
後ろを振り返りディスタンスを確認しています。
途中、少し追いつかれましたがこちらの方がロングレシオだったので最後は逃げ切ることが出来ました。
何とか1回戦を終えて、さぁ、次は2回戦です!
何と、ミツバ SCR プロジェクトAチームさんとBチームさんの2台と当ってしまいました。
ここで勝ちあがれるのは1台のみです。
ちなみに点数は下記のような配分のようになっており、2日目の方が得点配分が少ないです。
1 日目 1 位 25 点 2 位 22 点 3 位 20 点
2 日目 1 位 20 点 2 位 18 点 3 位 16 点
パイロンタッチは減点、倒した場合は失格になります。
よかったら動画も見てください。
みんなガチで全力疾走です。
う〜〜ん、残念。完敗です。
ミツバさんTEAM MIRAIのKSR-Eにスプリントで負けてから臥薪嘗胆で復讐の機会を狙っていたそうです。
圧倒的な差でスプリントは2回戦で敗退でした。
しかも最後のストレートでBチームさんにも交わされてしまいます。。。
今日のスプリントの得点は36点(昨日は72点)です。
しかし・・・昨日の結果合わせて、他のチーム結果も合わせての集計なのでスプリント部門でトータル何位なのかこの時点ではわかりません。
さぁ、14:30、時間が30分早く前倒しで次は耐久部門に戻ります。
いよいよ最後のイベントです。
パアァァー!
と合図が鳴り4thステージ、ラストの1時間、スタートです!
1km/1ポイントですが残ったバッテリーをかき集め、最後は2ピット作戦で淡々と電費節約走行します。
空気抵抗を出来るだけ下げるために伏せて走ります。
パイロンにも当たらずに淡々と走ります。
走り方としては出来るだけパワー(電流)を使わず、パイロン入り口で減速したらパイロン間はブレーキは当てるだけ→パイロンを抜けたら加速→サチレーション域を使い電流を下げながら走行→途中でアクセルオフ→低い転がり抵抗を生かして回生させてエネルギーを回収しながら走る→パイロン入り口で減速→繰り返し
みたいな感じです。
あとはスリップストリームを使って前の車両に引っ張ってもらいます。
ライダーの方はペースを一定にしながらも、いろいろな工夫をしながら少しでも電費をよくするような走り方をしています。
ライダーとチームテントは見えませんが凧あげのように紐で繋がっているイメージです。
毎周回ごとにメーターを目視。電圧の情報をインカム(トランシーバー)で報告しています。
ピットテントの方からは毎周回のタイムやペースなどの連絡があります。
なので走りながら常に連絡をやりとりをしている感じですね。
インカムの調子が悪くなったり電池切れなどのトラブルもあります。
ラップタイマーも何もないバイクです。
もしチームテントと交信出来なくなったらペースを作れなくなるので紐が切れた凧状態になってしまいます。
そういう時は臨機応変にボードでタイムなどの情報を出してもらいます。
実際、インカムが使えなくなったセッションもありましたがチームの方で出してくれたので助かりました〜。
スロットルの開け具合はピットからのペース配分の指示と残り時間と電圧で判断します。
そのバッテリーをそのセッションで使い切っていい場合はペースを上げられます。
今日は雨の走行でしたのが他の車両と比べるとペースが速かったです。
雨量が多いとさすがにタイヤが滑っていましたがパラパラの時はそれほどペースを落とさなくても走れました。
難しいのが他の車両をパスするタイミングです。
かなりペースが異なる車両が走っていてもパイロンの中では追い抜き厳禁です。
そうなると電費の関係でパイロンの中ではアクセルを開けて曲がりたくはないのですが、抜けないと前走車両にペースを合わせなければいけません。
またモーターが小さいので脱出でアクセルを開けないと元のペースに戻れないのでかなり電費が悪くなってしまいます。
なのでパイロンに入るまでのペースを調整するかパイロン入り口までにブレーキングで頑張って追い抜かないと電費が落ちてしまいます。
しかし、あとで知ったのですが進入1個目でインに入るとダメらしく減点対象になってしまいました。
コーナー出口で開ければ抜けますが電費が悪くなります。
上位の電費と速さを両立した速い車両に追いつくには進入で差をつけるしかないのですが、これが封じられるとライダーとしてはつらいところです。。。
さぁ、ライダー交代・バッテリー交換で深井さんにバトンタッチ、2回目はバッテリー交換なしでキッシーに再び交代します。
このへんは電費が一番よかった深井さんと電費とタイムがよかったキッシーを優先させたチーム戦略でした。
寺岡くんもすごく乗りたそうな顔をしていましたので走行中インカムで連絡。
疲れたので最後交代しましょうと言いましたが無情にも監督に却下(笑)。
ゴールまで走ることになりました(笑)。
総合部門では1位のミツバさんはほぼ確定でしたが、耐久部門と総合部門の上位チームが拮抗していたので監督としてはラストまで手を抜けないところでしょう。
寺岡くんも今日はチーム戦略に従います!と気持ちよく言ってくれていました。
残り時間が確定したのでバッテリーを使い切るつもりペースアップします。
今日の3th/4thステージ、雨の中、最初にチェッカーを受けたので一番周回をしていたのかな?
続く・・・
次回はいよいよラストか!?
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