パイクスを楽しもう!

パイクスピークって何?

パイクスピークとは山の名前です。
アメリカコロラド州コロラドスプリングス市の西方ロッキー山脈の一部です。

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムって
どんなレース?

名前の通り、パイクスピークを登るレースです。
別名:「Race to the clouds(雲に向かうレース)」と言われています。
1916年から続く米国内では最も歴史のあるインディカーレースの次に歴史のあるレースで、二輪レースとしては米国内で最も歴史があります。
レースは頂上まで続く有料観光道路:PIKES PEAK HIGHWAYを走行する公道レースです!
2014年は世界各国全クラス総計141チームが参加予定。日本からの参加は8チーム。

パイクスの見どころ

何といってもコース!!
コース図◌スタート地点の標高2,862m~頂上4,301mを駆け上がります!
標高差1,439m、平均勾配7%、MAX勾配は10%!
距離にして19.99kmを約10分で登ります。
◌コーナー数は156カ所!!ガードレールがなくコースアウト=崖下という集中力が求められるコースです。
◌レース中、観客は沿道の好きな場所で観戦することができます!(そのため走行音の静かなEV車は観客にマシンの接近を気づいてもらえるよう近接音を発しないといけないという規則があります。)

高山であること
◌ライダー、ドライバーは走行中、高山病になることもあり、薄い酸素の中での挑戦となります。
◌エンジンマシンは標高が上がるにつれ、酸素が薄くなるとマシンの馬力が落ちます。
TEAM MIRAIのマシンTT零13改は電動バイクなのでエンジンでなくモーターで走るため高所での影響は受けにくいと思われます。

16にも及ぶ多様な車両クラス、レースシーンが見れます!
4輪9クラス、3輪1クラス、2輪6クラス
EV、大型トラック、バギー、クラッシクカー、排気量無制限、サイドカーなど

RandySchranz1280px-TajimaSuzukiSX4PikesPeak20111280px-Suzuki_Sport_XL7_Hill_Climb_Special1009px-Motorcycle_Lean_PPIHC
〈ウィキメディア・コモンズより転載〉
パイクスピークについて復習しましょ~☆(ブログより抜粋)

パイクスについて http://ev-mirai.com/blog/archives/1987
レース風景 http://ev-mirai.com/blog/archives/2006
高山病について http://ev-mirai.com/blog/archives/2065
コロラドスプリングス市について http://ev-mirai.com/blog/archives/2136
パイクスピーク登山鉄道 http://ev-mirai.com/blog/archives/2224
パイクスピーク・ハイウェイ http://ev-mirai.com/blog/archives/2378
Garden of Gods http://ev-mirai.com/blog/archives/2496

こちらは公式です!

PPIHC 公式HP http://www.ppihc.com/
Red Bull PPIHC 公式HP http://urx.nu/8Llr
2013年大会ハイライト http://urx.nu/8LcX
2014年大会プレビュー http://urx.nu/8LdS

 

何故、パイクス・ピークに挑戦するのか?

西浦サーキットでのテスト2014年。TEAM MIRAIは本年より、PPIHC(=パイクスピーク)に新設される電動バイククラスに、日本勢として初めて挑戦することになりました。
何故、マン島からパイクス・ピークに舞台を移したのか。その一つの回答は、パイクス・ピークの標高の高さにあります。エンジン車は標高が高くなるにつれて酸素濃度の変化の影響をもろに受ける傍ら、電動車両に関してはその影響をほとんど受けず、馬力を落とさずに山頂まで駆け上ることが出来ます。標高の高い地点では、EVのメリットを最大限に活かした走りが出来るのです。これは大きな革新的出来事です。
また米国では、ZEV法に代表される行政の後押しや、テスラやセグウェイ、モトシズを筆頭とする新興電動モビリティーメーカーの参入が相次ぐなど、今もっともHOTなEV先進国として注目を浴びています。それはレース業界も例外ではなく、古参のPPIHCにおいても電気自動車・電動バイククラスが新設されました。
DSC_4543net米国は新しい物事を始めることがとても得意な国です。ベンチャーを応援する風土があり、何より挑戦する者自身に大きな人間的パワーがあります。電動バイクも例に漏れず、今や米国ベンチャーの実力は日本のワークスチームにも匹敵するチーム力を誇ります。これは我々日本の企業にとって、大きな脅威です。私たちは彼らに勝るとも劣らず、日本のベンチャーチームとして誇りを持って、積極果敢に戦いに臨んでかかりたいと考えています。
先端技術が飛び交う“先例”のない世界で自分たちの技術を磨き、その技術を資本に社会活動に貢献していくこと。それが我々に与えられたミッションです。