2015年アメリカ合衆国コロラド州パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース(PPIHC2015)
「TEAM MIRAI PPIHC Challenge2015」にご協賛・ご賛同くださった皆様方へ
この度は、弊社レーシングチームである「TEAM MIRAI」の2015年度、「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム レース(Pikes Peak International Hill Climb)」モディファイ電動バイククラス(Electric Modified Motorcycle Class)参戦にご協賛・ご賛同頂き誠にありがとうございました。
多くの企業様また多くの個人の皆様方にご支援頂き、心より深く感謝しております。
2015年度も引き続き、99周年目を迎えたアメリカのコロラド州パイクスピークで行わたPPIHC2015に参戦しました。
今年も今までの経験を生かし、マシン開発を進めました。
思い切ってマシンをフルモデルチェンジし、製作したマシンは「韋駄天ZERO」。
「TT零13改」から「韋駄天ZERO」にバトンを渡しました。
ベンチャーチームならではのコンセプトで勝負します。
マシンコンセプトは「軽量トルクフルなハンドリングマシン」。
また「誰もが軽量なマシンから好きなパワーを取り出すことが出来、手に入る電動レーサーに仕上げる」こと。
コストのこともありますがTT零シリーズと異なり、車格が小さいため軽量に収まり高価なドライカーボン(CFRP)をほとんど使用していません。
その製作工程は大変な時間と労力を費やしましたが、チームに協力していただける会社やメンバーのおかげもあり、レース直前に完成、電動バイククラス(Electric Modified Motorcycle Class・Electric Production Motorcycle Class)でクラス優勝をすることが出来ました。
しかもアメリカのオハイオ大学という燃料電池車両や電動バイクでボンネヒル世界最高速記録を持つ大学というだけでなく、我々が参戦したマン島TT TTZEROクラスに2年連続3位表彰台に上った大学チームという強大なライバルと勝負してでの勝利でした。
電動バイクはまだ開発途上のものです。
しかし、必ずしも潤沢な資金がなくても工夫と創意で優秀なマシーンを作ることが出来ると考えています。
韋駄天ZEROと共通のモーターを持つアメリカのZERO社の電動バイクも当チームで扱うことになりました。
少しずつですが、今後の電動バイク普及に非常に光が見える成果になると私は確信しています。
次世代の若い世代や昔からモータースポーツに慣れ親しんだ方々の接点が電動バイクなら出来ることがあるのではないかとも考えます。
マシンの開発を進めるためもありますがもっと大きな枠でメーカーやチームを超えて、モータースポーツや乗り物全体のカルチャー全体を引き上げるのに少しでも貢献していければと思います。
我々は、今後も皆様方のお力添えと一緒に全力で走りチーム一丸となって電動バイクレースでの活動を更に強く進めて参ります。
私どもの感謝の気持を込めて、ご協賛またご賛同頂きました企業様・個人スポンサーの皆様(ハンドルネーム)をこちらにご紹介させて頂きます。(順不同、敬称略)
この度は誠にありがとうございました!
TEAM MIRAI 代表 岸本ヨシヒロ
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