レポも4回目になりました。
まだ１日目なのに書き出すと結構ありますね！
今回は前回のミツバ SCR プロジェクトAチームさんの「RS-E」にスプリント部門で完敗したところからです。
レポ3はコチラ。
スプリントに向かない「風神」で決勝戦まで上がってきたのは、正直ラッキーだったかなと思いますが、これもレース！
スプリントで得た72ポイントをしぶとく貯めていきます。
「風神」はリアのソーラーパネルが特徴で耐久部門では周回数が数周分増えるのでいいのですが、ルール上、スプリント部門では必要なくても車体の形状変更が出来ません。
パネルが折りたたみ式になればと思うのですが機構が複雑になり現時点では実現不可能な案です。
ルマン式スタートで乗り込む時にソーラーパネルを迂回しなければならず、ライダーが相当速く走って他のライダーよりも速くマシンに乗り込むか、パイロンの進入で頑張るかしないといけないのでリスクは大きくなります。
このソーラーバイクレース、総合部門で上位を目指すには耐久もスプリントも両方ともこなせるバランスのいいマシンを製作することが求められるので草レースとはいえど、アイデアやチーム力も必要で難しいレースなんですよね。
さぁ、スプリントの次は耐久部門に戻ります。
スタートは寺岡君が勤めます。
16:30から18:30の夜にかけて２時間を走ります。
乗車時間は30分までなので少なくとも3回以上はピットストップを行わなければなりません。
日が落ちてからも電飾をつけて走るのがこのレースの特徴でもあります。
(撮影：渥美さん）
電飾の分は別電力で賄っても大丈夫です。
この2時間の走行のポイントが高く走行距離の1.2倍になります。
つまり10km走ったとしたら12km分のポイントがもらえるので各チーム、ソーラーパネルで充電した電池を放出して少しでも周回距離を稼ぐはずです。
ただし、難しいのは明日の天気です。雨だと充電効率がかなり落ちます。
ガンガンアクセルを開けて走ってしまうと、手持ちのバッテリー残量が太陽光からの充電に追いつかず無くなってしまいます。
天気予報を見ると予想されていた雨予報です。
しかも！
明日朝の1時間の走行は1.5倍のポイントが付くので今日、全バッテリーを使い果してもいけないですし、明日のスプリントの分も残しておかなければいけないので、バッテリーマネージメントが非常に難しいところです。
どれだけストックのバッテリーに充電をさせられるかが勝負です。
しかし、日が暮れていくと充電効率も落ちていきます。
さぁ、耐久2ヒート目スタートです！
このヒート、寺岡君→岸本→深井さん→岸本と3回ストップ作戦です。
ライダー交代のタイミングでバッテリー交換もします。
監督・ライダー、サポートしてくれている寺田君、パラソルを持ってくれている永井さん、撮影班と総出です。
いかに速くバッテリーを外して繋ぎかえるか、ピットアウトの時間をどれだけ早められるか、メンテナンス性も問われます。
レース中はインカムで連絡を取り合っています。
檄を飛ばす！？ハマ零、麻代さん。
ライダー連中はいつも興奮気味ですが、いつも冷静でアナウンサーのように周回情報を伝えてくれます。
毎週の周回数を計測してエクセルに入力し、データを入力していきます。
充電もしながら電池を準備したり他チームの動向やペースも把握しなければいけないのでやること満載で人数足りてません。
誰が何をやってと役割分担が出来てくるのが１日も終わったあたりですね〜。
出来るだけ低い姿勢で空気抵抗を減らします。
けっこうこの体勢きついです・・・
日が暮れていよいよ夜間走行に入ります。
今年は電飾デコレーションを競う部門がなくなったのでわりとどのチームもおとなし目の電飾になっていました。
ヘルメットのバイザーをクリアタイプに交換するのを忘れていて途中で暗くなってきたのでバイザーを開けて走ってます。。。
ごめんなさい、タイチさん。
速度レンジが低く抑えてあるレースなので革ツナギでもなくても長袖長ズボン、サポーターでいいルールなので身軽に走ることにします。
そんなこんなで18:30を迎えるとゴールです！
バッテリーは全数、大会委員の預かりになり、車両はオートレース場の車検場に保管になります。
ようやく1日目が終わりました〜。
みんなで夕食を食べて作戦を練りました。
食べ終わったくらいにはポツリポツリと雨が・・・
さぁ、明日はどんな１日になるか！？
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