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9/10(土) 全日本学生フォーミュラ2016 まるごと”しずおか”ふじのくに次世代自動車マシン展示 2日目

2日目(最終日)の展示です。


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今年はブース対応で大わらわでしたが合間を見て学生フォミューラのピットや他社さんのブースを見学させて頂きます。

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スタジアムの周りがピットになっており、各学校がマシンを整備しています。

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自分たちのマシンのコンセプトや改善点などを書いた説明ボードを置いています。

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OBか協賛会社からの差し入れでしょうか。
学生たちは設計・部品の調達からスポンサー探しまでトータルで車体作りを学びます。

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マシンを移動させるのも大変です。マシンを動かす動的審査はスタジアムの中ではなくピットから離れているのでローダーに載せて移動しなければいけません。
移動させる時に使うの各学校のシャフトです。
こういう小道具は工夫が必要なのでどう作っているかというのを見たりします。

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EV系のチームも増えてきました。

今年はエンジン93チームに対してEV13チームだそうです。

なかなかモーターとバッテリーが手に入らないんだとか。

ZEROのユニットでよければ相談にのりますよ♪

これはEVをやるうえで乗り越えなければいけない道なんですが、バッテリーに関しては国産メーカーが一番いいのですがモータースポーツに関しては我々含めてなかなか出してくれませんね。

モーターはダイキン工業さんとか一部のメーカーさんが製作していたりします。あとは海外の通販などから手に入れたりしているようです。

ソーラーカーレースのシェア率が高いミツバさんやインホイールモーターで有名なNTNさんなんかが80kwクラス級のモーターを供給すれば日本も盛り上がるのにとは思いますが(海外の場合はEV優勢になってきているようです)、インバーターの開発も含めるとなるともう少し参加校が増えて数が増えないと作る方もかなりの予算をもらうか投資なので経営陣の理解がないと作れないかもしれないですね。

今日は最終日ということで大会のメインイベントであるenduranceが行われていました。
2時間耐久で1時間ごとにドライバー交代が行われるようです。

展示ブースをZEEZOONの若手の方にお任せしてちょっと離れたendurance会場までバスに乗ってレースを見に行くことにします。

この大会ではボランティアスタッフの方がレースの説明をしてくれるコーナーもあり、自分も正直今まで正式なルールがわからなかったので把握のために説明を聞かせて頂くことにしました。

説明してくれた方がアイシン精機の方で自分と一緒に回った方がデンソーの若手の方でした。

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この大会、観ていても解説も面白いですし草レースの雰囲気があって楽しいです。

もともとはここでの展示もあるメーカーさんから誘われたものですし、いろんな枠から外れて純粋に運営してらっしゃっる現場の皆さんには頭が下がります。

最終レースである京都大学とオーストリアのグラーツ工業大学の動画を少し撮りましたのでよかったらご覧ください。
グラーツは昨年いきなり来て総合優勝した、まさに「黒船」。
自分もマン島TTがらみでロンドンのブルーネル大学でお世話になった時に学生フォーミュラの学生たちが毎日、部活動のようにマシン製作をしていたのを思い出します。
当時の記事はコチラ
ヨーロッパでも強豪校らしくサポートしている企業も名だたる企業ばかり。
日本の学生さんたちにとってもいい刺激になっているのではないでしょうか。
どこがグラーツを止めるのか見所のひとつだったと思います。

enduranceベストタイム。
1:グラーツ工業大学:1分0秒690(今大会のファステストラップ)
2:京都工芸繊維大学:1分2秒324
3:京都大学:1分2秒414

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ガソリン補給エリア。
普通に携行缶で給油しています。
燃料にどういう規定があるのかハイオクなのかレギュラーなのか聞くの忘れました。

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EVの充電エリア。

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100Vと200Vが用意されています。

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単相200V
我々も充電問題はいつも深刻です。
200Vが会場にあると大きい発電機を持っていかなくていいですし、充電が早いので助かります。
理想は循環エネルギーの利用でソーラーパネルからの充電なんですけね。

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走行スパンが長ければオーソドックスな100Vで十分事足ります。
ZEROの市販車バージョンも100Vです。

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グラーツ工業大学のマシン。バックショット。
数年前はCBR600RRやR6、GSX-R600、ZX-6Rの4気筒のエンジンを載せるのが主流でしたが、ここ数年は単気筒のエンジンを載せる方が中低速が稼げてエコパのようなジムカーナなようなコースでは早いんだとか。

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参加された皆さん、大会運営者の皆さま,スタッフの皆さま、展示関係者の皆さま、お疲れ様でした〜!

総合優勝
1:京都工芸繊維大学
2:横浜国立大学
3:名古屋工業大学

EVクラス優勝
1:一関工業高等専門学校/岩手大学/岩手県立大学EV、
2:トヨタ名古屋自動車大学校

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