こんにちは。レポーターのヤマシタです。
さて、練習走行の3日間が終わり、今日はボトムセクションにて予選が行われました。
結果は…見事にクラス1位での通過です!
こちらはPPIHC公式サイトに掲載されているライブタイミングのスクリーンショットです(メニューから「Race Week」→「Live Timing and Scoring」を選んでみてください)。
こちらは「Run 4」、つまり走行4本目のラップタイムのリザルトですが、チーム未来・岸本選手、なんと2輪総合4位のタイムを叩きだしてます!
「タイムアタックなので、がんばって走りました。クラス1位を目指していたものの、総合順位云々は想定してなかったのですが、この結果はうれしいですね!」
スリックタイヤを新品に交換したことで、グリップがかなり良くなったとのこと。
また、ステアリングダンパーを装着したことで、とくにコーナー立ち上がりでのハンドルぶれがかなり抑制されたそうで、マシンの軽さを生かしたダッシュ力に磨きがかかったことも、好タイムに貢献しているのでしょう。
しかし好結果に喜んでばかりもいられないようで、モーターの熱問題のシビアさも浮き彫りになったようです。
「基本的にエコモードで走行し、ここぞという場面でパワーモードを使っていたのですが、後半に補正がかかってしまったんです」
補正というのは、モーターの熱をそれ以上高くしないための緊急プログラムが実行されることで、モーター出力が約40〜60%まで落ちてしまいます。
「今日のペースで決勝を走ったら、すぐに補正がかかってしまうこともわかりました。新たなエコモードを追加する、あるいはスロットルコントロールをもっとシビアにするなど、決勝に向けての対策も必要です」
「決勝レースの目標はふたつあります。ひとつは10分台のタイムでゴールすること。もうひとつはクラス優勝です。ライバルは手強いですが、明日の休日にマシン整備と対策をしっかりとこなし、やれることはすべてやり尽くして臨むことで勝機は見えてくると思ってます!」
予選日の夕方からは、コロラドスプリングスの町で大規模な「ファンフェスタ」が開催されます。
レストランやバーが並ぶ歓楽街のストリートをおよそ1kmほどに渡って閉鎖して、エントラントたちがマシンを展示したり、FMXショーが催されたりと、モータースポーツを満喫できるお祭りです。
地元の人たちはもちろん、パイクスピークファンも大勢やってきて、大変なにぎわいとなります。
その数は3万人以上とも…!
チーム未来のブースにも多くのファンが訪れ、電動マシンについての質問を浴びせたり、「韋駄天ZERO」のロゴステッカーや初音ミクのキーホルダーも人気でした。
さて、明日土曜日は決勝前の休息日です。
しっかりと英気を養いつつ、マシンもライダーも万全の体制で、いよいよ28日日曜日、決勝レースです!
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締め切りが近くなってきました。
今週いっぱいまでパイクススポンサー募集しています!
今年も応援コースとお土産コースの2種類ご用意させて頂きました。
くわしくはコチラ。