9/17(土)-18(日) ソーラーバイクレース2016 レポ 1
受付をし、ピットの設営、ソーラーパネルを各チーム6枚もらい裏手の野原で組み立てをします。
開会式がはじまりました。
これから2日間にわたって長い戦いが繰り広げられます!
このレースは、
・耐久レース部門(6時間)
・スプリントレース部門
・パフォーマンス部門
の3部門で行われ、それぞれの表彰と3部門を合計した総合部門で行われる電動バイク・電動3輪の大会です。
今年からアシスト自転車部門も出来ました。
各チーム、趣向を凝らしたマシンで参戦しています。
車検風景。
「あれ〜、ゼッケンついていないですよ〜」
ゼッケンは先につけてから車検に行きましょう。
バイク名やチーム名も間違えていて一抹の不安が過ぎりますが、自分もお任せではなく、しっかりしなければいけません。
混成チームは最初は遠慮しがちですが役割さえ決まってしまえば噛み合っていきます。
無事車検にパスします。
ロードレースとは異なり、バックミラー、ヘッドライト、ウインカー点灯やブレーキランプなども公道基準でチェックされます。
車検の後はバッテリーチェックです。
ルールでは電池総容量 2kw / h 以内に抑えなければいけません。
中身を確認して、OKであれば封をします。
封をした後はバッテリーが故障しても交換は許されません。
バッテリーチェックが終わるとオドメーターのチェックです。
オートレース場を周回して実際のメーターと誤差がないかチェックされます。
確認ライダーは今回手伝ってくれた新顔の寺田くん。
あれっ!?タイヤに亀裂が!
鈴木監督が発見。
事前に発見出来てよかったです。
水泡チェックをしましたが特に漏れてないので、午前中はこれで乗り切ることに。
日照量もチェックしながら作戦を考えます。
このへんは流石ですね〜。
12:30。
いよいよ、耐久部門がスタートです!
耐久部門は2日間に渡って合計6時間で競われます。
レース風景はこんな感じです。
2輪が一番内側、その外を3輪、外周をアシスト自転車が走ります。
1日目は暑く、遮る物のない外はアスファルトの照り返しもあり猛暑の域に入ります。
今回傘持ちをしてくれたのはハマ零の大ボス、山脇さんにスカウトされた晶子さん。
そこに渥美農園様より今回用に差し入れ頂いた衣装の組み合わせです。
ミニスカポリス系の衣装かと思ったら仮面ライダードライブの詩島霧子の制服らしいです。
深井さん→ハマ零若手ライダーの寺岡くん(バッテリーチェンジ)→キッシー→深井さん(バッテリーチェンジ)の順に30分づつライダー交代をしていきます。
1人が乗れる最大時間は30分までです。
最初は深井さんが体重が一番軽く、電費がよかったので電費重視の作戦です。
14:30。
1stステージ、2時間が終わると車検が待っています。
オドメーターのチェックとバッテリーに違反がないかチェックされます。
最初の1stステージは1キロ1ポイントが付きます。
次の2stステージは1キロ1.2ポイントが付くので、太陽の出方と雲の流れを読みながらどこで限られたバッテリーを使っていくかが耐久のキモです。
もちろん、次のスプリントレースのバッテリーも残しておかなければいけないので難しいです。
どれだけ太陽光パネルから充電が出来て、どうやって2日間、消費していくかバッテリーマネージメントの勉強にもなります。
続いては15:00からスプリント部門です。
ちなみにこのステージとステージの間は充電時間も兼ねています。
各チーム、太陽光で充電している何セットかあるバッテリーの中でスプリントでどれを出してくるかも戦略ですね。
フル満タンのバッテリーですと出力が高いのでパワーが出ます。
走り終わったバッテリーを使用すると出力が上がらないので遅いので早期敗退の可能性もあります。
勝ち上がり戦なので決勝まで行くとバッテリーが減り、1回戦で落ちると逆にバッテリーが余り、戦略に影響を及ぼします。
耐久狙いのチームは早期に撤退するという戦略もありですし、総合狙いのところは勝ち残ってポイントを稼がなければいけません。
つづく・・・
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