EVレーサー TT零12(codename: KM1)紹介

TT零12 codename: KM1

TT零12 codename: KM1

EVレーサー TT零12(codename: KM1)の紹介

 
2012年、イギリス王室自治領マン島で行われるマン島TTレースの電動バイククラスである「SES TT Zero Challenge」に照準合わせ開発したEVレーサーです。
昨年度、Team ProzzaでTT零11を開発したチームマネージャー岸本ヨシヒロが中心となり開発チームを発足。
日本のものづくりの力と海外のプロダクト、各方面のスペシャリストの力を融合させて結集、さらなる進化を遂げました。
「より速く、より強く、よりスタイリッシュ」を実現すべく表彰台を狙えるマシンを製作致しました。

TT零12 CAD図工業デザイナー黒川氏カウルデザインとファッションデザイナー荒川氏グラフィックの融合秋葉原UDXでマン島TTzero参戦発表会を行い、初公開の「TT零12」

名前は「TT零12」で開発コードネームはKM1です。
車体を構成するフレームは昨年同様のに信頼性があり軽量なTRIUMPH社製を使用。
動力はよりAGNI社製の95Rから進化した111R電動モーターを採用しました。
モーターに使用するブラシは国産でオーパック社と開発致しました。走行データーを積み上げながら改良、非常に高い性能を見せ1000A以上にも耐えうる高性能ブラシが出来ました。
サスペンションは前後ともMAXTONで、日本ではなじみの無いメーカーですがマン島での使用率が非常に高いことから信頼性はすでに実証済み。公道によくマッチングしイギリス製で高性能、現地サポートが受けられるメーカーを採用しました。
ボディデザインは工業デザイナーの黒川祐介氏、ボディのカーボン材を作成したZeeZooN、鳥越樹脂工業。ファッションデザイナーSHINICHIRO ARAKAWA氏によるグラフィカルなカラーリングが未来を予感させる仕上りとなりました。

「より速く、より強く、よりスタイリッシュ」なマシンに生まれ変わったTT零12のマン島SES TT Zero Challengeをご期待ください。

秋葉原UDX、マン島TTzero参戦発表会の様子ZEEZOONの美しく精度の高いカーボン工作技術美しいカーボン地のシートカウル上面にEVならではのパワーオン・キルスイッチ鈴鹿サーキットのイベントで初走行前のセッティング走行を待つTT零12左側 前後サスペンションはMAXTORTT零12に正式ライダーの松下氏、TT零11に岸本が乗車国内初の大型EVバイクのランデブー走行。CO2を排出しない無音の走行シーン鈴鹿サーキットでの走行を無事に終えました。西浦サーキットで国内最終調整を行いマン島へ

詳細データ
チーム:KOMATTI – MIRAI RACING
マシン:MIRAI TT零12(KM1)
クラス:TT Zero Challenge
 
KM1スペック
・フレーム(トライアンフ社製)
・モーター形式(AGNI社製 直流ブラシモーター)
・モーター用ブラシ(オーパック株式会社)
・ホイール・ディスク(株式会社アドバンテージ
・スプロケット(株式会社ザムジャパン
・レーシングキャリパー(日信工業株式会社
・チェーン(アールケー・ジャパン株式会社)
・バッテリー仕様(リチウムイオンポリマー)
・カーボンボックス(ZeeZooN
・カウリング(ZeeZooN株式会社鳥越樹脂工業
・サスペンション(MAXTON
 
デザイン
・カウルデザイナー:黒川祐介 Designed by Yusuke Kurokawa
・デザイナー:シンイチロウ アラカワ SHINICHIRO ARAKAWA

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