昨日は2輪スクールでした!
サーキットに到着すると・・・
霧といえばよく霧が出る富士スピードウェイでの走行や、
テオ・アンゲロプロス監督の名作「霧の中の風景」を思い出します・・・
雨こそ霧雨のような弱雨が降ったり止んだりですが、路面は完全ウェットです。
今回、8の字は見送りましたがその分、教室でやる座学が大充実でさながらSPA西!白熱教室です。。
自分と小林ゆきさんに加え、DP3の南さんに来て頂き、豪華三人講師体制です。
南さんが開発したデーターロガー解析ソフトの「LAP+(ラプラス)」を使い、実際に今回走行したデータを使い講師の自分と生徒さんとの比較をやって頂きました。
データロガーとは各種センサーから計測・収集したデータを保存する装置のことを言います。特にモータースポーツで使うのは地球を回る衛星から各種情報を得るGPSロガーと言われるもので速度はもちろん、ラップタイム、走行軌跡やGなどのデーターを計測・記録することが出来ます。
最初のうちは何のこっちゃと思うかもしれませんが要するに衛星のGPS情報から得たデータで自分の走り方の解析が出来るというツールです。
これで走りの違いやどこでタイムの差が出るのかを視覚化して学びました。
実はこれは自分がしたいなと温めていたスクール企画で先生と生徒さんの走りの比較をすれば、ブレーキングポイントや強弱などがコースマップ上に出るので口で話すよりも視覚的にわかりやすいかなと思いました。
たまたま2014年のTT零13改でも使用したスマホメーターの開発を一緒にやらせてもらった「GPSマスター」の南さんがサーキットの近所に住んでいるので実現した企画です(笑)。
開発段階のTT零13改スマホメーター
開発中の映像。
そんな解析結果から意外なことに!?受講者さん達はウエット路面にも関わらずタイヤをしっかり使えていることがわかりました。
(撮影:南さん)
だとすると、どこでタイムの差がつくんでしょうか?
(撮影:南さん)
そういう、ためになる話も話してもらいました。
自分たちがレースを始めた10数年前はデータロガーはトップチームが使うもので20万円からフルセットになると数百万円もするような高価なものでした。
自分もレースを始めた当初、何かいいデータロガーがないかと探していていましたがHRCなどのメーカーのロガーも高嶺の花。自分は買うことが出来ませんでした。
それがGPSロガーを買えば、スイッチポンでタイムが出て走りの軌跡がわかるという無料ソフトがあると知りそれを使ってずいぶん自分の走りを研究しました。
それがGPSの機器を購入するだけでソフトが基本無料(現在はspec S機能は有料月額300円)という画期的なロガーを作ったのが南さんでした。
当初は4輪のジムカーナを想定したものでしたが、2輪の方も自分のような新しいもの好きのライダー達に口コミで広がっていった経緯があります。
LAP+のサイトはコチラ。
南さんのGPSロガーがamazonでも購入出来ます。
雨で来れなかった生徒さんもいらっしゃりましたが、トランポでなく自走率の高いこのスクール。
今回、20代前半の若者からスペインやフランスの方や62歳の還暦を過ぎた方までみなさん元気に走って帰って行かれました。ウエット路面、50分2本の走行は大変だったと思います。本降りだと走行を切り上げるつもりでしたが本降りにならずによかったです。参加された皆さん、お疲れさまでした!主催のSPA西浦さん、講師のゆきさん、南さんありがとうございました〜!
さぁ、次回はGW中の5月1日(月)平日開催です!
ですが・・・すでに満席になってしまったようですみません。
欠員や次回開催はまたご案内があると思いますのでよろしくお願い致します!
SPA西浦モーターパークのホームページはコチラ。
追記:
フェローのお申し込みいよいよ火曜日11日までです!
一緒に面白いものを開発していきましょう!応援よろしくお願い致します!
http://ev-mirai.com/2017fellow
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