先日のパイクス報告会&忘年会でも発表させて頂きましたが・・・
ニュージランドで行われる公道レース「Cemetery Circuit」にチャレンジします!!
現状マン島TTに出場資格を持つ日本人ライダーがいないため将来のマン島TTの電動バイククラスに自身で参戦するために準備を数年かけて進めています。
ここ数年参戦するためのハードルが上がってしまい年間にやらなければいけないレース数などかなり規程が多いのです。
今年始めからエンジンバイク(カワサキNINJA650)で筑波選手権に出場していたので薄々感じてらっしゃった方も多いと思います。
ではどうしてレース車両に適した600ccや1000ccでないのと思うかもしれません。
これまで世界各地でレースをして来て日本を除いて、スズキのSV650やカワサキのER6,Ninja650などの2気筒の650ccのレースが盛んなのを見ました。
またベースはツーリングマシンなのでレーシングパーツがほとんど出ていません。
排気量こそ大きいですがレースマシンである250ccの2ストローク車両や400ccの4気筒マシンより直線が遅いです。
そこで車両づくりが問われるマニアックな650ccをチョイスしました。
今年は1年をかけて徐々にマシンを作り込んできてメカニックの松田さんやパーツサプライヤーの皆さんのおかげもあり、ハイレベルなマシンが出場する筑波選手権で3、4戦をクラス優勝、ツーリングマシンがだんだん戦えるマシンに変化して来ました。
今年の締めに海外公道レースでその性能を試します!
またもちろん行く理由はそれだけではなくニュージーランドでも電動バイククラスを作ってもらえるようにプレゼンしてきます!
ニュージーランドの「Cemetery Circuit」という公道レースに出場するのはこれで3度目です。
それまで公道レースに出ることは自分の夢で2008年に当時勤務していた会社を退職してまで初めてチャレンジしました。
何故それはマン島TTでなかったというと公道で一斉スタートのレースがしたかったのと(マン島TTやパイクスは1人づつ時間差でスタート)ニュージーランドに仕事で出張した時に日本では誰も知らないけど1951年から続く「南洋のマン島TT」と世界では知られている公道レースの存在を知ったからです。
また当時選手権に出場していたのでオフの冬の時期に出場です。となると季節が逆の南半球を選んだ訳です。
自分の場合は30歳を過ぎてレースを始めた遅咲きで、レースで結果を残し国際ライダーになったものの国際ライダーって何なんだろうか?
自分の居場所はどこなのだろうか?
全日本選手権はメーカー関連のチームの中の争いで、チーム体制が整わないと出場しても結果は伴いません。
個人のレベルの資金でどうなるものでもなく経済的に困窮していくだけで、後輩にこんなにいい、すばらしい世界があるということを見せてあげられたり、特に今後の活動に繋がっていくものはありませんでした。
日本が世界に誇るバイクを生産していてもモーターサイクル文化といえるものが少ないということに気がつきました。
高杉晋作じゃないけど、「おもしろきこともなき世をおもしろく」。
世界は広いはず、日本を飛び出して世界的視野でおもしろいレースを探してみよう。
体制やいいものを人から与えられるのを待つのではなく、自分で旅をしてみる。
それが人からばがげていると笑われたり、間違いや失敗したとしても一生懸命やりたい。
日本と海外との文化の違いをリアルに肌で感じてそれをまた日本にフィードバックしたい。そして助けてくれた方々に将来恩返しをしたい!
やらないと何も進まない!まずは動くこと!年齢は関係ない!
JUST DO IT!(やってやろうじゃん!)
そんなわけで海外にレースをやりにいきます。
次回はCemetery Circuit について説明しますね!
続く・・・
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