ソーラーバイクレース2016、1日目。
15:00からのスプリント部門。
フリースタイル部門と並び、レースの中でもっとも盛り上がるカテゴリーです。
１日目・２日目両日で行われ、１組2〜３台の組み合わせで行われるトーナメント勝ち抜き戦です。
2013年まではオートレース場の走路を3周程して行われていましたが、スピードが上り過ぎて安全性の確保が難しくなったことから以降はパイロンをクリアしながら半周の中で争われる超スプリントになりました。
(個人的には速さプラスバッテリーマネージメントが必要な過去のスプリントの方が好きなんですけどね)
このスプリント部門、１回戦落ちでも2位22ポイント、3位20ポイントが付きます。
ゴールラインを通過出来ないと0点です。
２回戦まで行けば45〜47点。
３回戦まで行くと72~75点の高得点が得られます。
チームによっては「スプリント狙い」のマシンと「耐久狙い」のマシン2台体制で挑むところもあります。
総合で上位にいくには１日最高75ポイント入るこのスプリントは落とせません。
なので耐久もスプリントもどちらも速いバランスのいい電動バイクを製作する必要があります。
そんなスプリント１回戦目はHAMA零 with MIRAI、EVAチャレンジャーさん、夢源さんの組み合わせです。
耐久ではHAMA零 with MIRAIの「風神」よりもストレートスピードで勝っていた夢源さんの「ソニックダンス」。
順当にいけば、１番手で勝ち抜ける筈。
ルマン方式のスタートでホーンとともにスタート！マシンに駆け寄ります。
しかし、夢源さん、スタート直後、慌てたかウイリーしてバイクを転がしてしまいます。
その隙に自分が乗る風神がトップでゴールです！
バイクに乗り込むまでのダッシュ力は夢源さんが一番速かったので棚ぼた的な勝利でした。
チーム監督からは「持ってますね〜」と言われます(⌒-⌒; )。
２回戦目はHAMA零 with MIRAIの「風神」、日向ぼっこ de 熟睡さんの「SUN 求ー通king」と日向ぼっこ de うとうとの「SUN 求ーいるか号」の組み合わせです。
日向ぼっこさんは同門対決になってしまいましたが、ゼッケン13番の「通king」の方をスプリントマシンにしているようです。
日向ぼっことかいるか号とかかわいいネーミングに騙されてはいけません！(笑)。
毎年耐久で上位に入ってくる企業のクラブチームで実は強いです。
チーム名やバイク名もお昼寝らっことかペンギン君とか相手を油断させそうなネーミングがいいかもしれません。
そんな妄想も膨らんでいるうちに2回戦目スタート！
スタートで出遅れた通king、パワーで前に出てきます。
風神、少し下のトルクが足りないか。
ブレーキングでインに入ります。
パイロン途中でシフトアップ！うまくスピードを乗せて、トップでゴールです！
風神には3速のギアが付いていて電圧にもよりますがパイロンありのコースで59km/hほどのトップスピードが出ています。
２回戦を勝ち抜きます。
決勝戦に当たる３回戦目ゼッケン8番のミツバ SCR プロジェクトAさんの「RS-E」との一騎打ちです。
つづく・・・
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