「ご応募ありがとうございました。」2014スポンサー募集 2014年TEAM MIRAIは、電動バイクでパイクスピークに挑戦します。

1916年から開催され、アメリカのバイクレースでは一番古い歴史を持ち、4輪のレースでは2番目に古い。アメリカ合衆国のコロラド州にあるパイクスピースで行われ、標高2,862mのスタート地点から頂上までの4,301mを一気に駆け上がる。2012年からコースが全面舗装された。
92回目を迎える 2014年度から電動バイククラスが新設され世界中から EVバイクが集まる予定になっている。

チームについて

EV(electric vehicle)開発の株式会社 MIRAI(愛知県一宮市、代表取締役社長:岸本吉広)は社内チームである「TEAM MIRAI」からアメリカ合衆国コロラド州で行われる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参戦します。
今年より新設された電動バイククラスである「Electric Modified Motorcycle class」 に参戦し、新しい歴史に挑戦致します。また昨年のマン島 TTに引き続きグットスマイルレーシングとコラボし、レーシングミク2014ver.のラッピングを施されたマシンがアメリカの地を駆け抜けます。

TEAM MIRAI+HATSUNE MIKU RACING ver.

マシンについて

2011年にマン島TTに日本チームとしてTTZEROクラスに初参戦し5位入賞したTT零11、2012年にモデルチェンジさせたTT零12、2013年のTT零13とバージョンアップしてきました。
昨年度よりも信頼性を高めるために反省点を踏まえ改良し「TT 零13改」に進化させました。
今回はテストライダーでもあり国際ライダーでもある岸本自身がチーム監督兼ライダーとして参戦致します。

TT零13改 2014HATSUNE MIKU RACING ver. color

カラーリングとレーシングミクについて

今年「TT 零13改」はマシンの改良のみならず2014年バージョンとしてカラーリングが進化しました!
世界的キャラクター初音ミク2014年バージョンの「HATSUNE MIKU RACING ver.」がMIRAI とコラボレーション。「萌え単車」になりました。
アメリカのバイクレースで一番古い歴史の中で「萌え単車」が走るのは、恐らく初めてのことです。

ではどうして初音ミクと電動バイクなのでしょうか?

電動バイクは排気音がないので走行音が非常に静かです。我々はその走行音の小ささを逆手に取って音の要素を+αするということを考えました。
また、パイクスのEVクラスではマシンが接近した時にスピーカーで近接音を鳴らすことを義務化しています。しかし単純に警報音として「音」をとらえるのではなく、存在を知らせる近接音をかっこよくしたり、音楽をかけたり会話をしたり乗り手とコミュニケーションを取れる電動バイクっておもしろくありませんか?
歌声や音を通して機械と人間を繋ぎおもしろくしていく。
まさに電動バイクと音を通していろいろな世界を繋ぐ懸け橋にしたい!そういう思いが根底にあります。
今すぐに具現化するにはたくさんの課題もありますが「音(sound)」の象徴として歌姫、初音ミク(レーシングミク)さんとのコラボレーションを以前からGTレースで努力されてこられていた初音ミクGTプロジェクトを通してジョイントさせて頂きました。もちろんチーム代表自身が初音ミクというキャラクターが大好きということもあります。

MIRAIのチャレンジについて

パイクスピーク・インタ-ナショナル・ヒルクライムに向けて日本でオリジナルEVマシンを製作し、世界の扉を開け切磋琢磨し最先端の技術を磨いていくことが我々の与えられた大きな使命だと考えています。
特にアメリカはテスラなどに代表されるベンチャー企業やマン島TTで電動バイクで4連覇を果たした同じくベンチャー系チームのモトシズなど、電気自動車や電動バイクなどの分野で世界の市場を牽引していて新しいものを応援するシステムも社会機能としてあります。どうしてベンチャーから新しいものが創り出されるのか学ぶべき点も多いはずです。
大メーカーでもないベンチャー企業である我々のチームが海外で寝る時間も惜しんで必死になって参戦していく様は、滑稽で身の丈を超えたチャレンジかもしれません。

だからと言って最初からチャレンジをしないで諦めるのでしょうか?
否、だからこそ、この時代だからチャレンジする!そう考えました。

小さなチームが知恵を絞り全力で戦っていく中で経験を積み、未来のお客様にとって有益になる商品を送り出す礎になると信じています。私1人では単なる夢物語かもしれません。
しかしながら優れた日本で製品を作り海外に発信していくということに賛同者の方が増えていき夢が大きくなっていき、みんなで力を合わせた夢が現実になって行くと思います。

海外のパイクスピークを今までにない新しいカテゴリーの「電動レーシングバイク」と「レーシングミク」が駆け抜けます!
このチャレンジを一緒にやって頂けませんか? 新しいカテゴリーを一緒に作りましょう!

つきましては、パイクスピークで行われるEVレースへの熱意に御協賛いただきたく、ここにお願い申しあげる次第です。

おもしろきこともなき世をおもしろく。
小さな存在でも集まればきっと何か変えることが出来ると信じています。
我々のチームに何卒温かいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

チーム代表 岸本ヨシヒロ