2013スポンサー募集は締め切りました。ご応募ありがとうございました。

マン島TTレースは1907年(明治40年)から続く世界最古のモーターサイクルレースです。排気量に応じたクラス分けがあり、2009年からは排気ガスを出さないゼロエミッションカテゴリー、「TT Zero Challenge」クラスが新設されました。

モーターサウンドがマン島を駆け抜ける

チームについて

日本から遠く離れたヨーロッパでレースをするのは並み大抵のことではなく現地のチームの協力が欠かせません。
昨年このクラスに株式会社MIRAIが主体となり国を超えイギリスの電動バイクコンサルトの「KOMATTI」と日本側の「Team MIRAI」がジョイントして、「KOMATTI-MIRAI RACING TEAM」を立ち上げました。
マン島に渡るまでイギリスはロンドン近郊のブルーネル大学(Brunel university)をベースに致します。
今年も「KOMATTI」と「日英同盟」を継続、昨年同様に挑戦、2度目のチャレンジなります(代表の岸本は3度目)。

TEAM KOMATTI-MIRAI RACING

マシンについて

2011年にマン島TTに日本チームとしてTTZEROクラスに初参戦し5位入賞したTT零11、2012年にモデルチェンジさせたTT零12、そして今年のTT零13とバージョンアップしてきました。
昨年度よりも信頼性を高めるために反省点を踏まえ改良し「TT 零13(KM1S)」に進化させました。
ライダーには昨年同様、日本人唯一の現役TTライダーの松下ヨシナリ氏を起用します。

TT零13 Racing MIKU 2013 Ver color

カラーリングとレーシングミクについて

今年「TT 零13(KM1S)」はマシンのみならずマシンのカラーリングが大胆に変化しました!何とあの世界的キャラクター初音ミクの「レーシングミク 2013 ver.」がMIRAI とコラボレーション。「萌え単車」になりました。
明治時代から続く長いマン島TTの歴史の中で「萌え単車」が走るのは、恐らく初めてのことです。

ではどうして初音ミクと電動バイクなのでしょうか?

電動バイクは排気音がないので走行音が非常に静かです。その走行音の小ささを逆手に取って音の要素を+αするということを考えました。存在を知らせる近接音をかっこよくしたり、音楽をかけたり会話をしたり乗り手とコミュニケーションを取れる電動バイクっておもしろくありませんか?
歌声や音を通して機械と人間を繋ぎおもしろくしていく。
まさに電動バイクと音を通していろいろな世界を繋ぐ懸け橋にしたい!そういう思いが根底にあります。
今すぐに具現化するにはたくさんの課題もありますが「音(sound)」の象徴として歌姫、初音ミク(レーシングミク)さんとのコラボレーションを以前からGTレースで努力されてこられていた初音ミクGTプロジェクトを通してジョイントさせて頂きました。もちろんチーム代表自身が初音ミクというキャラクターが大好きということもあります。

MIRAIのチャレンジについて

世界でもっとも過酷な電動EVレースと言われるマン島TT TTZEROに向けて日本でオリジナルEVマシンを製作し、世界の扉を開け切磋琢磨し最先端の技術を磨いていくことが我々の与えられた大きな使命だと考えています。
大メーカーでもないベンチャー企業である我々のチームが海外で寝る時間も惜しんで必死になって参戦していく様は、滑稽で身の丈を超えたチャレンジかもしれません。

だからと言って最初からチャレンジをしないで諦めるのでしょうか?
否、だからこそ、この時代だからチャレンジする!そう考えました。

小さなチームが知恵を絞り全力で戦っていく中で経験を積み、未来のお客様にとって有益になる商品を送り出す礎になると信じています。私1人では単なる夢物語かもしれません。
しかしながら優れた日本で製品を作り海外に発信していくということに賛同者の方が増えていき夢が大きくなっていき、みんなで力を合わせた夢が現実になって行くと思います。

海外のマン島を今までにない新しいカテゴリーの「電動レーシングバイク」と「レーシングミク」が駆け抜けます!
このチャレンジを一緒にやって頂けませんか? 新しいカテゴリーを一緒に作りましょう!

つきましては、マン島で行われるEVレースへの熱意に御協賛いただきたく、ここにお願い申しあげる次第です。

おもしろきこともなき世をおもしろく。
小さな存在でも集まればきっと何か変えることが出来ると信じています。
我々のチームに何卒温かいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

チーム代表 岸本ヨシヒロ