こんにちは!代表の岸本です!
最近はツイッター(X)が多く、ブログの更新が滞ってしまったことお詫び致します。
現在ホームページもリニューアルに向けて製作中です。

コロナ禍の影響をもろに受け数年間、海外に出れず、
その間にマン島TTではゼロエミッションのレースは休止、アメリカのコロラドでのパイクスピークのレースはバイク部門自体がまるまる無くなってしまい、自分自身はパイクスのレースで負った大怪我で手術を繰り返し、しばらく身動き出来ずリハビリの日々で取り巻く状況は本当によくなかったです。

ただ、MIRAIとしてまたTEAM MIRAIとして活動を停止していたわけではなく、自身の体も良くなるにつれてこういう時だからこそ悔しさをぶつけるように長らくの夢だったマシン開発に時間を割きました。

昨年からレース活動を再開しました。

日本でもEVクラスを作ってくれた富士スピードウエイで行われている「CUB CUP」にもホンダさんのベンリィをEV化し全戦出場しました。
スポンサー活動せずに参戦したのであまり知らなかった方もいらっしゃると思いますが年間クラス王者にもなりました(他にEVは誰も出てないので完走すればいいのですが)。
50ccメインのクラスに出場し3時間から5時間の耐久レースというEVがもっとも不得意とする航続距離を競うレースで、素晴らしいペアライダーとメカニックやスタッフのおかげもあり全戦完走しました。

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ツイッターを見ていた方は、どうして小さい電動バイクで出場しているんだろうと思った方もいらっしゃると思いますが、原付相当の電動バイクを内燃機関のバイクと一緒にガチで走らせてもらって何が違うのか?面白さをどこに感じるのか?どうすれば感じられるのか?
ひょっとするとコミューターとしての小型電動バイクはあるかもしれないですが楽しさを感じたり満足感を得られるものになるだろうか?
数々の疑問点をレースをしながら全戦に渡って車体のセッティングはもちろんバッテリーの容量や電圧、コントローラーなどを変更し小さい電動バイクの実験をしながら知見を深めていました。

結論はいける!面白い!最高の素材や材料を使ってふんだんのパワーやトルクがあるバイクも面白いですが限りある電気エネルギーを使ってそれをマネージメントしていく。それは面白く感じられました。

この参戦は自分の思いを後押ししてくれました。

同時にレーシングマシンとは別に数年かけてデザイン・設計していた電動バイクがあります。
コロナ禍で逆に開発を加速させ、ようやく発表が出来るところまできました。

MIRAIも2012年4月に設立しはや10年を過ぎ、11年になりました。

いままで活動してきた内容をぶつけて今年はこの電動バイクを試作から製作して皆さんにも乗っていただけるようなバイクを目指します。

今回のデザインを担当してくれたのはSNOW DESIGNさん。ああでもないこうでもない、こんな感じとか打ち合わせを重ねてきました。
レースで速いバイクを作るだけではなく、本当はこんなバイクも作りたかったんです。

名前はLINK(リンク)といいます。

こんなバイクにしたいというのは近日中に徐々に公開していければと思います。

今後ともよろしくお願い致します!!!

岸本ヨシヒロ

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